移住

田舎物件選びに気を付けたいポイント

住む前に分かっておくこと

それでは、田舎で物件を探したいという場合、どのような点に注意をするべきか、ということについて紹介します。
前の記事でも解説をしましたが、基本的に田舎の物件というのは「賃貸」よりも「購入」の方が一般的なスタイルとなっています。
賃貸住宅に比べると一度決めてしまったあとに切り替えることが難しい形式であるため、問題がないかどうかをしっかり細かい部分まで確認するようにしましょう。

例えば住宅の「瑕疵」についての確認が挙げられます。
瑕疵というのは、住宅に存在する「欠陥」のことで、主に「見えない欠陥」のことを指しています。
購入前のチェックでは見えない部分、例えば基礎の中や壁の中、排気システムなどに問題が存在している場合に瑕疵となります。
中古住宅の購入の場合には、この瑕疵についてどのような保障が行われるのかを確認しておかなければなりません。

新築住宅の場合は瑕疵の保障が法律的に定められているため、基本的には問題がありません。
不動産業者によっては追加の保障などを行っている場合もあるため、その点も住宅選びの際のポイントとしてみると良いでしょう。

また、古民家のような形の住宅を購入する場合には、どのようなリフォームをすることができるのかを事前に計画しておく必要があります。
この際に利用することができるリフォーム業者についても合わせて検討をしておき、いざ購入してからどこから手を付ければ良いかわからない、というようなことがないようにしましょう。

周辺環境を見る

瓦屋根の家住宅に於いて、住宅自体はもちろんのこと「周辺環境」が重要になる、というのは都会の住宅探しでも田舎の住宅探しでも同じことです。
しかし、都会に比べると、「生活がしにくい」環境の限度が違っているのが田舎の特徴です。
都会の「生活がしにくい」が多少我慢すれば生活できるというレベルであるのに対して、田舎の場合には「生活が困難」というレベルになってしまうことも少くありません。
周辺に生活をするために必要となるものが有るかどうかをしっかり確認しておきましょう。

例えば食品を購入することができる場所が、活動範囲内にあるでしょうか。
ある場合にも、営業時間なども確認しておかなければなりません。