移住

「30代」の移住で気を付けるべきこと

パートナーの理解

30代になると、結婚して家庭が出来るような方も多くなり、20代独身のころとは生活が変わります。
そんな年齢で移住を考えるとなると、一番の問題はパートナーの理解が必要ということです。
自然豊かな場所に住みたい、移住して野菜を作りたいなどの希望だけでは乗り越えられないことがあり、パートナーも移住に賛成しないと難しい部分があります。

特に移住すると家族とともに過ごしながら生活を送りますので、パートナーも受け入れられる部分はどこか、あなたが妥協できる点はどこかを探さないとなりません。
たとえば田舎に住むとしても、不便なことは確かであり、パートナーが不便な環境は嫌だというなら、何かしら妥協案や対策を考えないとなりません。

田舎でもよほどの数百人程度の村に住むという以外なら、町にはスーパーがありますので、車さえあれば買い物には困ることはないでしょう。
コンビニもあることも多く、生活をするには不便ではありますが、必要なものは揃います。

家計と子供

移住先で考えないとならないことは、まずは家族を養うだけの収入を得ていかないとなりません。
田舎などに住むとなると都会よりも収入が減ることが多く、また仕事も少ないので、新しく仕事を探すとなると苦労するかもしれません。
都会のように高収入な仕事はなく、農家などをするなら収入は多くなる可能性もありますが、初年度は赤字になることも多いです。

家族と暮らすとなると子供が生まれることも考えないとならず、子供が増えればそれだけ支出も多くなります。
育っていけば小学校や中学校は近くにあるのか、高校や大学はどうするのかと考えていくことは出てきます。
保育園や幼稚園なら、待機児童はどれぐらいおり、すぐに入園可能なのかなども調べておいた方が良いかもしれません。
小学校や幼稚園が遠くにあるならば、送り迎えをすることも行なわないとなりません。
子供が病気の時の病院は近くにあるのか、出産時の産婦人科は近くにあるか、このようなこともチェックすべきです。

子供にとっては良い環境

田舎に移住するとなると、自然豊かであり、野生動物や野生の木々もあり、空気も水も美味しいという場所も多いです。
子供にとっては都会よりも生活環境が良いという場合が多いでしょう。
また小学校も少人数の暮らすであれば、先生の目が行き届きやすく、授業もしやすいということもあります。

ただ田舎のような場所に住むとなると、家庭を持つとなおさら、今まで以上に地域のイベントに参加しないとなりません。
学校行事ももちろん参加することが多く、PTAなどにも一員となるかもしれません。
地域の接点は多いので、都会で暮らすよりも家族以外のイベントにも、多く参加して時間を取られます。