地域紹介

「沖縄」移住で失敗しないためには

沖縄の人々とコミュニケーション

日本でもそれぞれで地域性というものがあり、その地域に住むとなると地域住民とコミュニケーションは欠かせません。
自治体でのコミュニケーション、学校での問題、近所付き合いなど、考えなければいけないことは多数あります。
田舎ほど地域でのイベントが充実しており、小さな行事でも出席するべきであり、出席しないと住民との間に問題が出るかもしれません。

このようにしてイベントや地域での関わりは多いのが田舎であり、沖縄も例外ではありません。
しかしながらいくらイベントなどがあったとしても、移住者を向こうから積極的に出迎えてくれることはありません。
こちらから沖縄の住民が近寄って挨拶などをしてくれると考えると、移住すると理想とのギャップに気分が落ち込むことでしょう。
たとえばマンションに住むなら東京とさほど変わらず、隣人が挨拶もしないということもあります。

沖縄の所得は日本一最低

沖縄移住を考えるなら、生活資金をどのように稼ぐかは重要なことです。
早々とリタイヤして一生分暮らせるお金を稼いだというなら問題ないですが、移住後も仕事をするとなると、沖縄でどのような仕事をするか、そしてどんな生活をするか決めないとなりません。

探せば仕事は見つかりますが、アルバイトで時給は700円台、正社員として働いても月収は10万円から12万円であり、15万円を超えれば高い方になります。
もしも今まで東京や大阪などで正社員として働いていたなら、最悪の場合収入が半分になります。

移住する前には、住居の賃貸価格はいくらぐらいか、生活用品などはいくらなのか、外食などのメニューはいくらなのかなど、詳細にシミュレーションしておくべきです。
適当に考えていると、思った以上に生活が苦しく、前住んでいた場所に後戻りすることにもなりかねません。

移住するとなると片道切符

沖縄は日本の南端の地域であり、どこから移住するにも引っ越し料金は高いです。
近場の福岡から引っ越すにも10万円以上かかり、東京からとなると20万円以上かかる場合もあります。
どうしても飛行機を使いますので、引っ越し料金は高くなります。

もしも引っ越しが完了し移住してから、予想と違った暮らしで元の場所に戻りたい、と思ってもすぐには戻れません。
中には高齢で移住すると、すでに住んでいた家や土地は売り、帰る場所がないという方もいます。
引っ越し後はお金も少なく、再度元の場所に引っ越すお金がないということも考えられます。

沖縄へ移住するとなると、まずは沖縄はどのようなところなのか、理想で考えるのではなく、実際に旅行で来てみるなどして、目で見て確かめるべきです。
それでも移住したい、暮らせそうな土地だとわかれば、いよいよ移住の準備を始めるべきです。