憧れる人も多い
ここまで、田舎での子育てのメリットとして「スポーツ」や「レジャー」などの側面から見てきました。
ここでは、さらに「日常生活」に寄り添って、田舎での子育てのメリット・デメリットについて紹介します。
田舎で子育てをすることによるメリットは「地域で子育てをすることができる」という点にあります。
都会ではあまり見慣れなくなってしまったような地域での子育ても、田舎であればまだまだ残っている場所が少くありません。
悪いことをすれば、注意してくれる地域の人がいます。
自分だけでは見ることが出来ないような範囲のことでも、田舎のネットワークによって見ることができるようになるため、より安心して子供を学校に送り出し、遊ばせることができるでしょう。
子供同士のネットワークについても同様で、より密接な関係を築きやすい環境が整っているのが特徴です。
田舎での教育について考える時、どうしても気になってしまうのが「教育水準」ではないでしょうか。
都会での教育に比べて、教育水準が低くなってしまっているのではないか？ということについて不安に思う人も多いかと思います。
しかし、少なくとも田舎の教育であっても、国の定めている教育カリキュラムによる教育は行なわれます。
都内私立のような独特で先進的な教育を期待しているのでなければ、田舎での教育でも十分です。
注意すべき点
それでは、田舎での子育てについて注意すべき点はなんでしょうか。
田舎のコミュニティというのは良くも悪くも密接であるため、親の評判が子供の評判に直結してしまう、ということについては考えておかなければなりません。
親の評判がコミニュティの中で悪くなると、同時に子供の評判も悪くなってしまい、孤立してしまう可能性があります。
そうならないようにするためにも、田舎での人付き合いについては十分考えておかなければなりません。
これについては「田舎での近所づきあいの心得」の中でも紹介しています。
上手く付き合うことが出来ればメリットが大きい反面、失敗するとデメリットも大きいのが特徴です。
しかし基本的にはコミュニケーションを大切にすれば特に問題はありません。
